ビフィズス菌が減る理由と効果的に増やす4つのポイント

ビフィズス菌は高い整腸作用を持つ細菌として注目を集め、様々なヨーグルトやサプリメントに配合されています。

そんな優れもののビフィズス菌ですが、ある原因によってあなたの腸内のビフィズス菌は減少してしまうのです。ビフィズス菌が減り腸内の悪玉菌が増えると、便秘の慢性化や動脈硬化、肌荒れといった色々な悪影響が体に現れます。

腸内のビフィズス菌が減ってしまう原因はいったい何なのでしょうか。また、ビフィズス菌を効果的に増やすにはどうしたらよいのでしょうか。

今回の記事では、ビフィズス菌が減少する原因とビフィズス菌を効果的に増やす4つのポイントについてお話しします。

ビフィズス菌の特徴や種類について以下の記事も参考にしてみてください。

 

gurutontantan.hatenablog.com

 

 

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なぜビフィズス菌は減ってしまうのか?

 

加齢によるビフィズス菌減少

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腸内に住むビフィズス菌は、乳児の時が最も多くなります。腸内細菌の90%以上がビフィズス菌であり、乳児の腸内は善玉菌で埋め尽くされているのです。

しかし、離乳時からそのビフィズス菌量は低下していきます。 成人時には、ビフィズス菌量は腸内細菌全体の10%程度になります。さらに高齢者になると、その菌量は1%以下にまで低下してしまいます。

ビフィズス菌が減少する大きな要因の一つとして、加齢により自然にビフィズス菌量が低下していくことが挙げられます。  

 

ストレスによるビフィズス菌減少

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ストレスは、悪玉菌を増やす原因となります。腸内の悪玉菌が増殖することで、善玉菌の勢力は弱まり、善玉菌であるビフィズス菌も減少してしまいます。

事実、肉体的・精神的ストレスの多い訓練中の宇宙飛行士の糞便を調査した研究では、ビフィズス菌などの善玉菌が減少し、悪玉菌の増加が確認されたそうです。

腸内の悪玉菌を増やさないためにも、適度にストレスを発散しておくことがお勧めです。  

 

偏食によるビフィズス菌減少

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あなたは、肉やお菓子、ファーストフードばかり食べてしまってはいませんか?

これらはすべて、悪玉菌の大好物です。これらをエサとして、腸内の悪玉菌は増殖してしまいます。 偏った食生活は、腸内の悪玉菌を増やし、ビフィズス菌を減らす原因となるのです。

ビフィズス菌そのものや、善玉菌の好物であるオリゴ糖食物繊維もバランスよく摂取するとよいでしょう。

 

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以上が、ビフィズス菌が減少してしまう大きな要因でした。

加齢に伴う減少の他、精神状態や食習慣も大きくかかわっているようですね。悪玉菌が増えるような生活をしていると、ビフィズス菌の減少につながってしまいます。

加齢によるビフィズス菌量の減少は止められなくても、悪玉菌を減らす努力やビフィズス菌を摂取するといった工夫によって、腸内のビフィズス菌は増やすことができるでしょう。

悪玉菌を減らす生活習慣については<その不調は悪玉菌が原因?悪玉菌を効果的に減らす6ヶ条>をぜひ参考にしてみてください。    

 

 

 

ビフィズス菌を効果的に増やす4つのポイント

  では、どうしたら腸内のビフィズス菌を増やすことができるのでしょうか。 ビフィズス菌を効果的に増やす4つのポイントをご紹介します。  

 

1.ビフィズス菌が配合されたヨーグルトやサプリメントを摂取する

  Dairy products on wooden table. Sour cream and milk  

 

まずは何といっても、ビフィズス菌そのものを摂取することです。

ビフィズス菌が配合されたヨーグルトや乳性飲料はよく見かけますよね。ただし、全てのヨーグルトにビフィズス菌が配合されているわけではないので、ビフィズス菌が入っているか確認してから買うとよいでしょう。

サプリメントであれば、より効率的にビフィズス菌を摂取することができます。  

 

2.ビフィズス菌の大好物オリゴ糖を摂取する

  Some fibres examples in a every day food  

ビフィズス菌の大好物となるのがオリゴ糖です。オリゴ糖というエサを得て、腸内のビフィズス菌は効率よく増殖してくれます。

オリゴ糖は、食べ物からも摂取できます。オリゴ糖が多く含まれる食べ物としては、以下の食品などが挙げられます。

  • バナナ・リンゴ・ブドウ
  • 玉ねぎ・ごぼう・アスパラガス
  • ジャガイモ・サトウキビ・トウモロコシ・大豆
  • はちみつ

ただし、1日に必要なオリゴ糖を全て食べ物から摂取しようとすると、カロリーオーバーになる危険があります。

オリゴ糖も、適度にオリゴ糖配合のサプリメントなどで補うのが良いでしょう。 オリゴ糖については、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

 

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3.ビフィズス菌のサポート役、乳酸菌を摂取する

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乳酸菌も善玉菌の一種ですが、腸内の善玉菌における乳酸菌の割合は0.1%以下と大分少ないです。 かといって、取る意味がないというわけでは決してありません。

この乳酸菌は、腸内でビフィズス菌が生息しやすい環境を整え、ビフィズス菌の増殖をサポートする働きを持っているからです。 ビフィズス菌を増やすためには、乳酸菌も摂取するのが効果的でしょう。

乳酸菌が含まれる食べ物としては、チーズ・キムチ・味噌・漬物・納豆といった発酵食品が挙げられます。 この乳酸菌も、毎日食生活に気を使うのが難しい場合は、少量でも効率よく必要な乳酸菌量を補える、乳酸菌配合サプリメントなどを摂取するのもおすすめです。

乳酸菌については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

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4.継続的に摂取する

  ビフィズス菌オリゴ糖も乳酸菌も、継続的に摂取することが大切です。

口から摂取したそれらのものは、やがて便と一緒に排出されてしまうので、継続的に腸に存在し続けることができないからです。

よって、毎日の食事に、ビフィズス菌や乳酸菌が入ったものを継続して取り入れるのも大事なポイントです。  

 

まとめ

  今回は、ビフィズス菌が減少する原因やビフィズス菌を増やす4つのポイントについてお話ししました。

ビフィズス菌は、加齢のみならず、悪玉菌を増やす生活習慣によっても減少してしまいます。 ビフィズス菌を増やすためには、悪玉菌を増やさない生活習慣にすることや、ビフィズス菌そのもの、または増殖を助けるオリゴ糖や乳酸菌を継続的に摂取することが大切です。

毎日のビフィズス菌や乳酸菌量を補うためには、それらが配合されたサプリメントを摂取するのもおすすめですので、良かったら試してみてください。  

 

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