【冬に調子を崩す女性必見】たったこれだけ！？便秘と冷え性を生む自律神経の乱れ
さてさて最近は冬のみなさんを苦しめる二つの大敵である便秘と冷え性について共通点や改善の方法、悪化させないためにしてはいけないこと、などをお話してきました。
冷え性も便秘も、身体が冷えてしまったり、血行が悪くなると悪化する傾向があるなど、実は深く繋がっているものでありました。
しかし、冷え性と便秘の二つは、まだ繋がっているところがあったのです。
あなたは、冷え性が実は病気の名前ではないということをご存知でしょうか？
そうです、冷え性というのは、世間で呼ばれているだけで、実はその名前の病気ではないのです。
冷え性は病気の名前ではない？
実は冷え性は、医学的には自律神経失調症の一つだと言われています。
自律神経失調症とはなんでしょうか。 自律神経というものはすごく奥の深いものなのでまた別の回に詳しくお話させてもらおうかと思うのですが、 自律神経というのは、日常生活に関わる体の様々な部分の制御をするために働いているものです。
これが正常に働くことによって、リラックスをしたり、眠気がやってきたりします。
しかし、この自律神経の働きが正常ではないと（自立神経失調症になると）、普段あなたが楽に過ごしていた日常生活が途端にストレスフルなものになってしまうのです。
例えば、頭痛に悩まされたり、睡眠障害に陥ったりしてしまいます。 冷え性も、体温調節という人体の働きが不十分になってしまうことが原因で起こる自律神経失調症の一部とみなされるのです。
また以前の記事をお読みになった方は覚えているかもしれませんが、 便秘の原因の一つに
ホルモンバランスの乱れやストレス
というのがありました。 このストレスやホルモンバランスの乱れ、実は自律神経失調症の症状としてあげられるものなのです。
また、実は自律神経失調症というのは日本人で600万人はかかっているだろうと言われている病気で、 便秘や冷え性が激しいのであれば、 あなたももしかすると診断されていないだけで実は自律神経失調症にかかっているのかもしれません。
それではどのようにして自律神経は整えられるのでしょうか。
今回は簡単な二つのことをご紹介したいと思います。
自律神経を整えて便秘と冷え性を改善する二つの方法
１早寝早起きなど生活習慣を整える
これが自律神経を整える上でとても大事なことになります。 自律神経失調症は生活リズムの乱れが原因で起こることが多いです。
自律神経失調症は不眠症などを併発することもあり、 もし生活リズムを整えようとしても夜寝ることができない、という場合はすでに自律神経失調症になっているかもしれません。 その場合は医師の診断を受けて治療をすることをお勧めします。
早寝早起きをすることによって、自律神経の二つの神経である交感神経と副交感神経のバランスが取れ、自律神経が正常に働くようになり冷え性が改善されたり、便秘の原因であるホルモンバランスの乱れが改善されることが期待できます。
２夜に電子機器を使わない
自律神経失調症の罹患者が増えている大きな原因が、そう、インターネットやスマホの台頭です。
パソコンやスマホは私たちの生活にはなくてはならないものとなってしまいましたが、この電子機器を使用することは自律神経の働きを大きく阻害するものとなります。電子機器を使用する上で自律神経を乱れさせるものが、ブルーライトです。パソコンやスマホなどの電子機器類が放つブルーライトは自律神経の働きを阻害し、体内時計を狂わせます。体内時計が狂うことによって生活リズムが悪化し、さらに自律神経は乱れてしまいます。
そのため、極力スマホやパソコンなどは夜寝る前には使わないことがオススメです。
最近ではブルーライトカットの眼鏡やアプリも出ているのでそれを使用するのも良いですが、それでもブルーライトの影響を完全にカットすることはできないので、やはり一番は夜には極力電子機器を使用しないことです。
この二つを実践するだけでも、便秘や冷え性の根源的な原因となる自律神経を整えることが十分に出来るので実践してみてはいかがでしょうか。
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