今日から使える!簡単!トイレ中にできる2つの便秘解消方法

なんとなく出そうな気がする、とトイレに入ってはみたけれど一向にその瞬間がやってこない...そんな経験がみなさん一度はあるのではないでしょうか。

あのトイレの中で静かに格闘する時間は何ともつらいものです。特にそれが便秘中の場合はなおさらですよね。

そこで今回は、トイレの中で簡単に行える排便をスムーズにする2つの方法をお話ししたいと思います。    

 

 

1.トイレでの姿勢を前かがみにする

 

ベストな排便姿勢はあの有名な「考える人」ポーズ?!

  みなさんは普段どんな体勢で洋式トイレに座っていますか?まっすぐな姿勢や前かがみ、少しのけぞり気味など人によってさまざまではないかと思います。

しかし実は、洋式トイレでの理想的な排便体勢が存在するのです。

みなさんご存知でしたか?a1030_000057

 

その理想的な姿勢とは、かの有名なフランスの彫刻家ロダンの彫刻「考える人」のポーズなのです。

この衝撃的な事実は、熊本の高野病院の医師らにより2016年にイタリアの医学誌に発表されました。

医療現場でも効果が実証されており、便秘など排便の困難をもつ男女を対象に行った実験では、背筋を伸ばした状態では排便できなかった22人に「考える人」の姿勢を取らせたところ、11人が完全に排便できるようになったというのです。

「考える人」ポーズ、実践してみる価値は充分ありそうですね。

ではなぜ、この「考える人」ポーズによって排便がスムーズになるのでしょうか。

それは、前かがみになることにより、

直腸と肛門がより便を出しやすい位置関係になるうえ、肛門を締め付ける筋肉が緩む

からなのです。前かがみになるだけでかなり違うようですね。

さらに、前傾姿勢をとることに加え、かかとを少し上げると自然に腹筋に力が入り、排便のしやすさがよりアップします。

というわけで、トイレでの理想的な排便姿勢は、「考える人」ポーズをベースに、

1.前かがみになる 2.肘を膝につける 3.かかとを少し上げる

が重要なポイントでした。 今までまっすぐな姿勢で必死に力んでいたけれどなかなか出なかった、というあなたはぜひ試してみてくださいね。

 

   

2. マッサージで腸を刺激する

  トイレでの姿勢を変えたけれどもやっぱり出ない、そんな場合はマッサージで腸に刺激を与えてみましょう。

大腸に沿ってマッサージをすることで、腸の運動を活発にさせて排便を促す効果が期待できます。

マッサージといっても全く難しいものではありません。

おなかに手を置き、おへその周りを時計回りに大きな円を描くようにさする、たったこれだけです。

さすっている途中でかたい部分があれば、そこが便が詰まっている部分になるので、軽く数回押してみるとさらに便が肛門へ流れやすくなります。(ただし強く押しすぎは禁物です!)

これならトイレの中でも簡単に行うことができそうですね。このマッサージは腹痛を和らげる効果もありますので、まさに一石二鳥です。

トイレでどんなに力んでも、姿勢を変えても出なくてつらい思いをしているあなたはぜひマッサージで腸の運動を促してみましょう。  

 

以上、トイレの中でできる簡単な便秘解消方法をお伝えしました。 トイレでは無理に力んでしまいがちですが、力むことによって血圧の上昇や痔を引き起こしてしまう可能性があります。

3分力んでも出ないときは、いったんリラックスして、排便姿勢を変えたりマッサージで腸に刺激を与えてみたりしましょう。

今回お話しした2つの方法は本当に簡単ですぐ実践できるものなので、ぜひ試してみてください。

あなたの、便が出なくてつらいトイレ時間が少しでも短くなるといいですね。  

 

美のフローラゼリー公式ページはこちら 0034_00_pic00