【腸内環境これで改善-】-腸活食材”ヨーグルト”の驚くべき効能-ー善玉菌とその役割ー
前回は、腸内環境を整理して美容も保ってくれる食材”ヨーグルト”と、科学的にヨーグルトが注目された起源と注目された理由についてお話しました!
歴史的に注目されている食材”ヨーグルト”ですが、その効果の元とされる、善玉菌の働きについて今回はお話したいと思います!
まずは、善玉菌について。 善玉菌という言葉はみなさんもよく耳にしたことがあるかとは思いますが、善玉菌がどのようなものなのかって実はあまり知らないんじゃないでしょうか。
まず、私たちの腸内にはたくさんの細菌がすみついています。 その数なんと、
100兆個!
なんと腸内にすみついている細菌の重さを足すだけでも1kgになるとか。
これだけたくさんすみついている腸内細菌ですが、その中には、 人間の健康に良い影響を与えるものもあれば、悪い影響を与えるものも、はたまた基本的には影響を与えないものもあります。
そしてその三つにはそれぞれ名前が付けられています。
人間に良い影響を与えるものが善玉菌
人間に悪い影響を与えるものが悪玉菌
基本的には人間に影響を与えないものが日和見菌
というように名付けられたのです。
善玉菌は
人間に良い影響を与える細菌
ということになります。 その善玉菌の中の代表格が、
乳酸菌とビフィズス菌
です。 この二つはそれぞれ以下のような効果をもつ細菌です。
乳酸菌…糖を分解して乳酸を生成し、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発化させる
ビフィズス菌…乳酸菌と同じように乳酸を作り出すが、乳酸菌とは違って葉酸やビタミンB群、酢酸なども生成する
(ヘルスケア大学 http://www.skincare-univ.com/article/007484/ より)
そもそも、善玉菌とは ビタミンの産出や消化吸収、免疫の活性化や腸の蠕動(ぜんどう)運動など、
体内における腸の働きを助けてくれる
ものなのです。 つまり、腸内環境が整っている状態というのは、
善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)を腸内にたくさん住まわせていること
なのです。
そのため、腸内の善玉菌の数を増やしてくれるヨーグルトには整腸作用があると言われているのですね!
実は腸内の働き、具体的には善玉菌と悪玉菌のせめぎ合いや日和見菌の作用というのは複雑に絡み合っています。
ということで、次回の記事では、善玉菌や悪玉菌の腸内での働きについて書いていこうと思います。
また、より専門性が増しますが、 乳酸菌やビフィズス菌に代表される善玉菌の詳しい働きと性質についても、次回以降の記事でわかりやすくご紹介できればと思います。