【ホンマでっかTV】虫歯・歯周病を防ぐ驚きの乳酸菌L8020菌とは?
乳酸菌といえば、腸内環境を整えて便秘を解消したり、アレルギー症状を緩和したり、美容効果をもたらしたりすることで有名です。
しかし、ある乳酸菌は他の乳酸菌と異なり、虫歯や歯周病の予防に大きな効果を発揮します。
その名も、「L8020乳酸菌」です。 5月25日のホンマでっかTVで紹介されたため、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
メディアで取り上げられたことで、これからさらに注目度が高まる乳酸菌だと言えます。
今回の記事では、このL8020乳酸菌の特徴やその効果についてお話しします。
乳酸菌の主な働きやその種類については、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
L8020菌って何?
L8020乳酸菌の正式名称は「ラクトバチルスラムノーザスKO3株」という菌種です。
L8020乳酸菌とは、80歳になっても自分の歯を20本以上保ってほしいという思いを込めてつけられた名称なのだとか。
発見者は広島大学歯学部の二川教授です。5月25日のホンマでっかTVにも出演されており、L8020菌について解説されていましたね。
虫歯になったことのない健康な子どもの口内から発見された乳酸菌
L8020菌は、歯周病や虫歯になったことのない健康な子供の口の中から発見された、ヒト由来の乳酸菌です。
この健康な子供の口内から採取した乳酸菌のうち、歯周病菌抑制効果・虫歯抑制効果・カンジダ菌抑制効果に優れたものをピックアップして開発されたのがL8020乳酸菌なのです。
歯周病菌・虫歯菌の発育を阻止
こういった開発の経緯から、L8020菌には歯周病や虫歯の原因である、歯周病菌や虫歯菌の発育を阻止する効果が非常に高いのです。
この、歯周病菌や虫歯菌そのものに働きかけることができるという点で、虫歯予防として有名なキシリトールよりも優れていると言えます。
L8020菌を摂取することで、歯周病菌と虫歯菌そのものを効果的に減らして、口腔内の環境を健康に保つことができるのです。
食べるだけで虫歯菌が8割も減少する?
L8020菌の発見者である二川先生によると、L8020菌で作ったヨーグルトを食べることで口腔内の虫歯菌が8割も減少するそうです。
この結果は、L8020ヨーグルトを2週間食べ続けた25人と、普通のヨーグルトを2週間食べ続けた25人を比較して得られたとのことでした。
その他、歯周病菌や虫歯菌に対する効果の研究例はこちらのHPを参考にしてみてください。
これらの実例からも、L8020菌の口内環境を健康に保つ効果の高さが伺えますね。 食べるだけで虫歯や歯周病の原因を減らすことができるのは、かなり魅力的に感じられます。
歯磨きの後に摂取するのが効果的
L8020乳酸菌が歯周病菌や虫歯菌を減らしてくれるからと言って、歯磨きをしなくてもいい、というわけでは勿論ありません。
あくまで歯磨きは、口内環境を健康に保つ基本中の基本です。
その上で、L8020菌を摂取するのに効果的な食べ方は、歯磨きした後に食べるということなのだそうです。 歯磨きをすることで、歯にこびりついた汚れのフィルムが除去されるため、よりL8020菌が効果を発揮しやすくなります。
ちなみに、二川先生のおすすめ方法は、朝か昼の歯磨き後にL8020乳酸菌ヨーグルトを食べる、とのことでした。
まとめ
今回は、これからさらに注目が高まりそうなL8020乳酸菌についてご紹介しました。
健康な子どもの口内から発見されたこの乳酸菌は、歯周病や虫歯の原因である歯周病菌・虫歯菌そのものを減らしてくれます。健康な口内環境を保ちたい方には必見の乳酸菌と言えます。
歯周病や虫歯が気になるあなたはには、歯磨きの後にL8020乳酸菌入りのヨーグルトなどを摂取してみることもおすすめです。