前回の記事では、便秘と冷え性を食生活の面から改善する方法についてお話しました。

また、その前の記事では運動不足も便秘や冷え性の原因となる、ということも述べました。

しかし、運動不足を実感しながらも、デスクワークで忙しい方や、主婦としてお家にいるためあまり外出できない主婦の方もいるのではないでしょうか。

そして運動不足に悩んでも、

どういう鍛え方をしたらいいのか

何か楽な方法はないのか

というところで立ち止まり、運動不足が良くないのはわかっているのに結局運動はしないまま過ごしてしまうなんてことが多いのではないでしょうか？

ということで、今回はお家で簡単にできる、便秘と冷え性を改善してくれるエクササイズについてお話したいと思います。

お家でできる便秘・冷え性改善エクササイズ

さて、便秘や冷え性の原因の中に筋肉が少ないというのがありましたが、

便秘の場合は筋肉が足りないがゆえに腸のぜん動運動が十分に行われず、冷え性の場合は熱を発生してくれる筋肉がないために体温が下がってしまう、ということがそれぞれの症状を悪化させる要因となっています。

この筋肉不足はどこの筋肉が少ないのでしょうか。

便秘と冷え性を改善する筋肉は腹筋

そうです。腹筋が少ないのです。便秘の場合、腸のぜん動運動は腹筋が少ないことが原因となります。

腹筋を鍛えることで腸のぜん動運動は活性化され、便秘の改善にもつながります。

あ、簡単じゃん、上の写真のように腹筋すればいいんでしょ！？

と思った方、惜しいです。

最近になって驚いたのですが、昔の体力テストなどでやっていた上の写真の腹筋、実は体にあまり良くないのです。なぜかというと、このトレーニング方法だと背筋と腹筋のバランスが悪くなり腰痛の原因ともなるとか。

つまり、

のです。この腹筋と背筋を一緒に鍛えられるものに、ヨガで言う所の板のポーズ（プランクと呼ばれることもあります）があります。

下の写真のようなものですね。

このトレーニング方法では腹筋と背筋をバランスよく鍛えられます。1日1分からでも効果のある質の高いトレーニングです。

しかし、このプランクよりもいいトレーニング方法が実はあります。このエクササイズでは女性もきになる体の部分で、しかも一番大きな筋肉であるある場所を同時に鍛えることで、シェイプアップを図ることもできます。

その筋肉は

です。そう、お尻なんです。この筋肉をエクササイズによって鍛えることで、体の一番大きな筋肉が鍛えられるわけですから、冷え性の原因の筋肉不足を解消することもできます。

このお尻と腹筋背筋を一度に鍛えるエクササイズが、

というものです。

それではエクササイズの方法を説明します。

１四つん這いになる

２写真のように片方の足をゆっくり上げる

３ゆっくり下ろす

４もう片方の足をゆっくり上げる

５ゆっくり下ろす

という手順です。これで、お腹も背中もそしてお尻もエクササイズすることができます。テレビを見ながら、やってみるのはいかがでしょうか？